【試合レビュー】J1第7節清水エスパルス戦 This is Vortis!

どうもLV研究生です!

本日はJ1第7節清水エスパルス@アイスタについての試合レビューになります。

かなり気持ちいい2連勝になりました!この試合を見ていて、昨年磐田に勝った時のような気持ちになりました。(磐田と清水は戦術などは全く違いますが、いい選手いっぱいいるが、ヴォルティスのほうがいい試合をしている雰囲気)去年の強かったヴォルティスを見るようで、懐かしいなぁーと感じました!

それでは試合を振りかえりましょう!

スタメン

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ボランチは徳真選手が抜擢。かなり調子が良いと甲本コーチの人選でした。前回ルヴァン・カップの際にもTwitterで呟いたのですが、徳真選手と組む相手は守備ができる人がいいので岩尾選手とのダブルボランチは楽しみな組み合わせでした。

左サイドには田向選手が復帰。昨年の安定したパフォーマンスをようやく見れるのかという安心感がありました。

 試合の振り返り


前半

全体的にヴォルティスの時間帯が続きました。清水からするとボールを取れそうで取れない。前にボールを送りたいが繋げない。そんな、試合運びを一貫して続けることができました。特に清水はボランチ捕まえきれずに徐々に間延びが発生してしまい、そのスペースを上手く使った擬似カウンターで先制点。その後もペースを握り前半終了。文句の付け所がない試合運びではないでしょうか。


後半

後半からは、清水は一気に3枚替え。注目はサイドに入ったU24の原選手。強度が高くいい選手でしたが、岸本選手のナイスファイトである程度は防げていました。後半の良かった部分としては垣田選手が中央ではなく、サイドに流れてボールを貰えたことかなと思います。これは多分指示があったような気がします。前半ほど優勢ではありませんがヴォルティスの流れのなか、PKを取り、岩尾選手が日本代表の権田選手からゴール。そして、ここからヴォルティス守備固めが始まる。浜下選手、ジョエル選手、杉森選手などボール際に激しくいける選手を投入。さらに前線に河田選手投入でボールを追い回し、ジエゴ選手の強さでボールを跳ね返す。采配も見事でした。アディショナルタイムには、杉森選手のアタックから岸本選手のボール奪取、垣田選手のお手本ヘッドで試合を決定づけました。

勝因


臨機応変なビルドアップ

いつものコンパクトな守備が出来なかった清水。清水の狙い目としては、徳島の不安定な守備の綻びだったはずです。ルヴァン・カップのプレーを見ていればそう思わざるもえないですが…

しかし、今試合は石井選手、福岡選手の昨年からのコンビ。簡単には奪えなかったのが誤算ではないでしょうか。勿論この2人も良かったのですが、ヴォルティスは3つのビルドアップも用意していました。

①岩尾選手がセンターバックに降りるパターン

②田向選手が上がらずに3CBパターン

③2CBではあるが、ボランチが完全に落ちずに脇でボールをもらいにくいパターン

これがすごくスムーズに行われたことによって清水は取り所を迷いながらプレスを行い、間延びして前線にスペースができたことが、ヴォルティスらしいビルドアップに繋がったと思っています。初見のチームにこれをやられると清水も厳しいものがあるのではないでしょうか。

 
コンパクトなハイプレス

この試合はただのハイプレスだけではなく、しっかりとラインを上げることで、よりコンパクトにプレスにいける形へ。清水の選手はパワーやスピードある選手はいるものの、狭い空間でプレーやパス交換にやや苦戦し、パスミスが目立ちました。スカウティングの成果なのか?

 

安心感、お互いを生かす関係性

フォーメーションはいつも通りでしたが、いつもよりも、攻守ともに連動性がありました。さまざまな要因がありますが以下2点あげていきたいです。


①田向選手の復帰

田向選手のプレーは明確で、ミスをしない、味方選手のカバーを常に考えてますよね。よく「無難」と言う言葉を使う人もいますが、田向選手ほど正確な判断ができ、バランサーをこなす選手はいなく、復帰はかなり大きな存在に。他の選手も安心しているように見えました。(特にビルドアップ時)ここが吹ケ選手との違いではないでしょうか。
②徳真選手の先発

ヴォルティスの激戦区のボランチでスタメンを勝ち取った徳真選手。清水戦は攻守ともに位置取りがかなりよかったです。守備時には、前線へのパスコースを切りながらボランチにもアタック。攻撃時には、岸本選手の裏をカバーしながらも常にスペースでもらう準備。このスペースにもらいに行くことで、ボランチが釣られて渡井、宮代選手にフリースペースが生まれる結果に。このシチュエーションは得点シーンにも繋がりました。前半終了頃には、視野の広さも見せたサイドチェンジ。徳真選手おかえりなさい!

 
MOM

垣田選手

清水の2CBはJ1でもハイクラス。開幕戦では大分にキープできない姿が印象的だった彼が今では、しっかり収めて、空中戦で勝って、最後はお手本のヘディングで試合を決める。また守備でも相手CBを追いかけまし、献身性には脱帽です。この調子だと2桁も夢じゃない!!

 
余談

浜下選手の献身性ほんとに感動ものですよね。Twitterでも呟きましたが後半90分頃の体を張ったディフェンスはかなり感動しました。

きゅんこと杉森選手の復帰も今後の明るい材料へ。彼はドリブルもさることながら、強度の高いプレーができるので、J1で戦うには欠かせない存在。まだキレは戻りきっていないのでここから、右肩上がり!!

 


以上が清水戦のレビューになります!

気持ち良すぎます!水曜勝てば、3連勝!

ファイト!ヴォルティス選手!

 


それではアディオス!

【試合レビュー】J1第6節横浜FC戦 戦術勝ちの初勝利

どうもLV研究生です!

本日はJ1第6節横浜FC戦@ポカリスエットスタジアムについての試合レビューになります。

ひとまず勝てて良かったです!!ヴォルティスに関わる全ての皆様、お疲れ様です、そしてありがとうございました!!

先制点から、また追いつかれる悪い展開からどのように勝利を手繰り寄せたのか振り返っていきましょう!

 

スタメン

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脳震盪の疑いで直近のゲームは控えていた石井選手、渡井選手が復帰しました。一方で、ジョエル選手がU20の代表合宿への参加のためメンバー外となっています。(合宿に呼ばれているので怪我ではないと思われる)

やはりこのメンバーで期待していたのは、渡井選手と宮代選手の連携と石井選手の復帰による守備の安定ではないでしょうか。

 

試合結果

 スタッツデータ

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引用参考:Football LAB

保持率はほぼイーブンですが、ヴォルティスの方がペナルティエリア侵入回数について倍以上の数値を持っているので、効果的な攻撃ができていたようです。ちなみにこの数値は今季の平均を上回る結果となっています。逆に横浜FCは攻撃面に関係する数値が今期の平均を下回っており、ヴォルティスのディフェンスに苦戦していたことがわかります。

前半

ビルドアップに関して序盤は2CBに対して吹ケ選手が落ちて来て3バックで試合をスタートさせました。10分前後まではボランチの後ろのスペースを宮代選手や渡井選手がうまく使っていましたが、ボランチを封じられ、徐々にではありますが、プレスにかかりそうになる場面が見えて来ました。

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そこで今回は早めに岩尾選手が降りてくる去年のようなスタイルに変更(プランB)しました。そして両サイドバックはサイドに張り付くことで全体的に中盤にスペースが生まれ、より渡井選手がフリーマンでボールがもらえるという展開に。

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徳島ペースになったところで、岸本選手からのクロスが元ヴォルティスの杉本選手のオウンゴールを誘い先制点を挙げることができました。

その後も優位に試合を展開することができていました。前節までの課題であったディフェンス面での連携ミスはそこまで目立つことなく、改善されていたように思います。

気になったシーンとしては左サイドから崩されそうになる場面が何度ありました。要因としては、左サイドの連携不足(パスミス含む)かなと思います。ここに関しては課題かなと感じました。

 

後半

一気に横浜FCのプレスの強度があがり、ビルドアップが上手くできないシーンが散見されました。このゴタゴタが続いた後にCKから袴田選手に決められ、一気に不安がよぎりました。

しかし、ここからが今までと違うヴォルティス。垣田選手、小西選手に代わって、徳真選手、浜下選手が登場。まさか、垣田選手??と思ったのですが、ここでの意味合いとしては「ショートカウンター」で決めると言うメッセージがあったようです。これがプランCです。試合の流れの中で2.3度カウターからゴールに迫るシーンがありましたが、なかなか決めきれずと言うシーンがありました。そこで、甲本ヘッドコーチは、より確率を高めるために垣田選手ではなく、スピードと足元の技術がある宮代選手を選択。そして、徳真選手、浜下選手のフレッシュでかつ球際に強くいける選手の送り込むかたちに。早めの的確な判断はかなり良かったのかなと思います。そして、甲本ヘッドコーチの思惑通り、浜下選手のボール奪取から渡井選手⇨宮代選手で勝ち越し。

そして最後に、前線からプレスに行くために河田選手、ジエゴ選手の登場(プランD)。怒涛のパワープレーを福岡選手、ジエゴ選手が跳ね返し無事勝利を掴むことができました。

勝因

プランの多さ

この試合が今までの試合と大きく違うところはプランが準備されており、状況によってしっかり対応できていた点。これが、2点目につながりましたし、今までの課題を解消するための準備ができていたことがわかる試合でした。いや〜、良かった!!

効果的な起用方法、タイミング

ここは甲本ヘッドコーチの手腕が発揮された部分ではないでしょうか。上記のようにプランがあっても、どの選手をいつ送り込むのかはやはり甲本ヘッドコーチの裁量でしたが、全てが的確な判断だったと感じました。特に垣田選手を下げて宮代選手をCFと言う判断はなかなかできない難しい判断だったように思います!素晴らしすぎる!!!!

MOM

ここは普通は選手を挙げるべきですが、今回は甲本ヘッドコーチかなと思います!今回の勝利はもちろん選手の活躍もありましたが、甲本ヘッドコーチの戦術勝ちと言っても過言ではありません。特に判断が早く、後手を踏むことなくチームを勝利に導いてくれました。ダニ監督の来徳の目処も立ちそうなのであと少し、頑張ってほしいと思いますし、サポーターとして応援したいと思います!

 

以上が初ホーム勝利のレビューになります。雨の中駆けつけたサポーターの皆様、応援ありがとうございました!DAZNからでも皆様の応援がかなり伝わりました!次節は清水エスパルス。勝ちましょう!勢い乗りましょう!!

 

それではアディオス!

【試合レビュー】J1第4節アビスパ福岡戦 勝ちきれない要因

どうもLV研究生です!

本日はJ1第4節アビスパ福岡@ポカリスエットスタジアムについての試合レビューになります。

この試合は負けてはいけない序盤の重要な試合というのは選手サポ全員がわかっていた試合だからこそ、今回の敗戦は非常に厳しいものになりました。今回は試合内容の振り返りに加えて、どこに修正が必要だったのかを見ていきたいと思います。

 

スタメン

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今まで守備の要となっていた福岡選手、チームの心臓の岩尾選手、サッカーIQが高い吹ケ選手、サイドの要の岸本選手がまさかのベンチスタートという結果に。スタメンのメンバーの実力は認めていますが、全選手が非常に若く、試合の流れを読めるメンバーがいないことが気がかりでした。

不安もある中、初めて渡井選手と宮代選手の共存が見える新しい試みでもあったので、良い化学反応が起こるのではという希望もありました。

 

試合結果

スタッツ

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今節も狙い通りボールをしっかり持つことはできていましたが、有効的であったとは言い切れない結果となっています。見ていただきたいのは、ペナルティエリアへ侵入回数で、福岡と同數となっております。しっかり持てるのはいいのですが、最後の崩しが甘いことがここからわかります。

また気になるデータとしてはタックル数が今節は今までの4試合で一番低い値となり、守備面の強度不足が示唆されます。岸本選手や岩選手の不在が大きく影響したのではないでしょうか。

 前半

前半は風の影響もあり、試合を優位に進めることができました。試合始まってすぐに、上福元選手→渡井選手→宮代選手シュートのこぼれ球を垣田選手が決め、良い滑り出しができました。得点シーンにも通じるところですが、下の図にもあると通り、相手2トップのプレスが全く機能しておらず、ビルドアップ時には中盤に大きなスペースや数的優位が生まれていました。勿論、小西選手からの展開もありましたが、上福元選手からのダイレクトのロングパスも有効的でした。

今までの戦い方の違いとしてジエゴ選手のオーバラップも良いアクセントとなり前半の前半には何度か決定的なシーンがありましたが、決めきませんでした。

またスタメンのセッションでも触れましたが、渡井選手×宮代選手の組み合わせにより、推進力を見出すことができたのも大きな収穫でした。

守備では必要のないパスミスから、チャンスを作られましたが、ディフェンス陣がカバーできていました。いい雰囲気で終えることができました。

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後半

 後半は「さすが長谷部監督」と言ってしまうほどの修正力がありました。負けている展開で前線の城後選手を下げ、ボランチの重廣選手の投入。普通であれば攻撃的に行く場面ですが、あえて1枚下げました。理由としては下の図にある通り、中盤のスペースを消しに来たのです。特に、ビルドアップの起点となる小西選手を潰すことで、なかなか前線までボールが運べなくなってしまいました。それを防ぐために、ジエゴ選手が最終ラインまで落ちましたが、彼の魅力は推進力なので、良さが消え、ビルドアップ自体も得意ではないため、ボールが回らなくなっていました。また、指示なのかもしれませんがジエゴ選手は外ではなく内に入っていくシーンもあり余計に中盤が混乱しているように見えました。その混乱の中でのカウンターとハンドによる失点。岩尾選手、岸本選手を投入しましたが、時すでに遅く、最後の怒涛の攻めも不発に終わり敗戦となってしまいました。

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課題

修正力(ビルドアップ)

相手チームは前半に回されたとしても、後半必ず改善してくるのがビルドアップへの対応です。前述にも書きましたが、ボランチを切られた際の対応が毎回うまく行っていない印象です。今回はジエゴ選手を下げてCB的に使っていましたが、形が見出せず、しょうがなくボランチのポジションに移ったが、逆にスペースを埋める結果に。もしこのパターンを考えているのなら、吹ケ選手や田向選手を優先して試合で使うべきかなと思います。

 

選手起用

試合の流れを考えた采配が今後重要になると思います。今回のように、後半バタバタし出した時に落ち着ける選手(岩尾選手)のカードを切ることや負けている場面で攻撃的な選手(岸本選手、エド選手)の投入が遅れてしまい、勝ちきれないのが現状と言えると思います。

 

今後について

ここまでは課題等をあげさせていただきましたが、個人的には今のヴォルティスかなり健闘していると思っています。特にピンポイントで補強した外国人選手、昨年の主力の不在にも関わらず、J2でも試合に出ていたなかった選手が奮闘し、引き分けまで持っていけているのは今後のプラスになると思います。

まだ降格が決まったわけではありませんし、今後まだまだ伸び代があるチーム。成長過程の中ででる綻びに対して非難するのではなく、我慢強く耐えることが重要。そうやってヴォルティスは成長してきたはずですし、ヴォルティスのサポならできると思っています。

 

 

以上が、本日のレビューとなります。個人的な感想を最後に述べましたが、今がヴォルティスの成長できるチャンスです!監督、選手、サポーターが『壱』になって、応援し続けましょう!We are one!!

 

それではアディオス!

 

 

 

【試合レビュー】J1第3節川崎フロンターレ戦 足りないものは何か?

どうもLV研究生です!

本日はJ1第3節川崎フロンターレ戦@等々力競技場についての試合レビューになります。

いやー強かったし、久しぶりに力の差を感じた試合でしたね。皆さんの目にはどう映ったでしょうか?

 

スタメン

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福岡選手に代わって鈴木(大)選手が出場となりました。怪我ではないよねとかなり怖くなってしまうほど現在のヴォルティスのCB事情は厳しいものがあります。また、契約の関係で宮代選手が出場できないので渡井選手が出場しました。このスタメンで感じることはCBがいかに耐えれるかと1点でも決め切る(前回から言っていますが)ことが大きなタスクになっていたのではないでしょうか。

しかし、フロンターレのメンツがえぐかったです(泣)

 

試合結果

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引用参考:Football Lab

全体

試合結果だけ見るとボール持てていそうなゲームに見えてしまいますが、プレーエリアがほとんど自陣で効果的なボールの持ち運びはできませんでしたね。特に序盤の慌てた中での失点で相手に余裕ができ、ようやくプレースピードに慣れて来たところで、さらに失点で、難しい試合となりました。

フロンターレの選手中でも終始際立っていたのが田中碧選手。彼はボランチですが、時にはアンカーの位置、時はシャドーくらいの位置まで試合の状況を見ながら戦っていました。フロンターレ自体凄く良いチームですが特に彼に攻守ともにやられてしまった感は否めないところです。

前半

前半は特に序盤のハイプレスに苦しめられました。特に今まで3トップでのプレスはなく、速いプレスになれるまでかなりゲームを支配されてしまいました。スピード感に慣れたあとは徐々に回すことができましたが、ミスからの失点が非常に悔やまれるところです。安部選手だけのミスに見えてしまいますが、その前のプレーやミスの後のカバーは適切だったのかを考える必要があります。

後半

前半よりも落ち着いてボールを回せていましたが、決定的な展開とはならず。ただ、シュートを打つことができたのは改善された部分かなと思います。

フロンターレは若干流していたため、もっと積極的にいってほしかったと思います。積極的にというのは前に重心を持っていくイメージです。よく見られるのは、抜けそうor抜いた瞬間に選択が横か後ろになっていました。その場面に後ろから追い抜いたり、縦に勝負する選択がもっとあっても良かったなと感じます。(しんどいのはもちろんわかっているが…) 

課題

最後の崩し

サイドのプレーヤーが1人抜いた後の攻撃がゴールに直結しない。よくあるパターンで、藤原選手が抜いた後にすぐCBに潰されるシーンがあり、もったいない。これは藤原選手が悪いのではなく抜いた後のアイディアを選手同士共有できていないことがわかります。スペースにもらいにくるのか?スペースを作ってあげるのか?シュートを狙うべきなのか?を考えたいところです。特に垣田選手については相手は2人で見ているので、もっと囮になるプレーがあれば良いなと思います。

 

ボランチへのハードマーク

特に岩尾選手に多いことですが相手のFWがボランチへのボールをシャットダウンすることがこれからもあると思います。今回でいうと後半の小林選手はCBにいかずにボランチを消しに来ました。その場合にボールを捌けなくなってしまうので代替の選択肢をどうするかが課題と思います。

 

気持ち

皆さんもお気づきの通り、最後は気持ちです!ポテンシャルが高く、若い選手だからこそ、積極的にいって欲しいと思い!今回のような展開では、1点取りに行って欲しい!負けていていつも通りでは新たな発見も出来ないし、いいチャレンジほど、サポーターは喜ぶはずです!今後もこういったワンサイドのような試合をどう選手が対応するかが大切ですね。

 

以上が本日のレビューになります。

 

福岡戦前にフロンターレと試合できたのは良かったのではないでしょうか?スピードが全然違うので!

次節はファンマやメンデスをターゲットとしたパワー系の試合になると思います。難しい試合になるとは思いますが、勝ちましょう!!選手を応援しましょう!!

 

それではアディオス!

 

 

 

 

【試合レビュー】J1第2節ヴィッセル神戸戦 世界レベルへの挑戦!

どうもLV研究生です!

本日は3/6(土曜日)に行われたJ1第2節ヴィッセル神戸@ポカリスエットスタジアムの試合レビューになります。DAZONから拝見しましたが、最高でしたね!サポータの皆さんの声が出せない中での応援ではありましたが、あれだけの人数がスタジアムに駆けつければ、かなり選手にも響いたのではないでしょうか。

また選手も気持ちが入っており、何かやってくれそうな雰囲気でゲームがスタートされました。

 

スタメン

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安部選手が石井選手に代わって出場となりましたが、前回とメンバーはほぼかえることなくスタートしました。ただ、個人的には渡井選手を入れてより攻撃的にやって欲しかった部分はあります。

攻撃のシステムなどは、前回と同様だったので、よければ見てください。

www.vortislabo.com

スタッツ

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引用参考:Football LABO

全体

ボールポゼッションは負けているように感じますが、そこまで効果的な攻めが相手は出来ていなかったので、気にする点ではないと思います。ポゼッションの位置を見ていくとほぼ神戸陣地でのボール回しであったことから、神戸も攻めあぐねていたことがわかります。

守備では風の影響はあったと言えど、捕まえるべき選手をしっかり限定し、攻撃の起点を消せていたのはよかったです。特に岸本選手は終始酒井選手や山口選手とばちばちしていて、タックル数は両チームNo.1で、タックル成功率5/7と非常に高い数値を叩き出していました。

前回の大分戦は後半に強度が落ちて圧倒される展開になりましたが、今回は落ち着ける部分がチームで判断できていて良かったなと思います。岩尾選手も数回落ち着けるようなジェスチャーを出していましたね。

得点を取った前後での試合運びは良かっただけに引き分けは悔やまれる部分であります。ただ、点を取られたあとは落ち込むのではなく、勝ちに行こうとした姿は良かった点ではないでしょうか。 

前半

今節は風の影響で神戸のパスが思うようにできていなく、パスミスなどが生じており、ヴォルティスの時間帯が長かったように思います。やはりこの時間帯に1点は欲しかったところですね。神戸のキーパーの前川選手はかなりキックの精度は高いので、かなりのアドバンテージでした。

田中選手の代わりに元ヴォルティスのドウグラスが入って来てましたが、福岡選手、安倍選手の落ち付いた守備は成長を感じました。

後半

後半になり、神戸に攻め込まれる展開になりかけましたが、要所でジョエル選手が守備面でかなりチームを助ける動きができていました。得点シーンは前半から何度も仕掛けたショートカウンターが身を結んだ結果となり、ジェエル選手のボール奪取→宮代選手のドリブル→垣田選手の落ち着いた流し込みで得点でき理想的でしたね。

失点のシーンは、欲を言えば上福元選手は外に弾き出すべきですが、正直仕方がないかなと思います。

 

MOM

垣田選手

FWであんなに走り続けて、得点も決めるのはMOMに相応しい結果ではないでしょうか。チーム1番のスプリントと走行距離になっており、貢献度は計り知れないですね。この得点を機会に、次節以降も得点することを期待したいです!あとはもう少し足元で収めることができるとサイドの選手が上がる起点にもなるので、早くJ1レベルに慣れてほしいところです。

 

今後の展望

優勢の時間帯でしっかりと点を取ることが何よりも重要かなと思います。徐々にペナルティエリアへの侵入の回数も増えて来たので、あとはしっかり点を取る形を作ってほしいかなと思います。

守備では、あと少しの寄せが重要です。今節は、古橋選手にかなり打ち込まれました、彼はミドルシューターでありませんが、あのクオリティを発揮することができます。今後はもっとすごいシュータが出てくるので、意識を高めて行きたいところです。

今回神戸のメンバーはかなり個々の力は強いチームでしたが、組織的に戦えば通じることがわかった試合になり、自信になったのではないかと思います。

あとは、徐々に復調の様子が見える渡井選手、カップ戦で復帰した杉森選手がどうチームにフィットするのかが楽しみですね。

 

それでは、アディオス!

【試合プレビュー】J1第2節ヴィッセル神戸戦 世界レベルへの挑戦!

どうもLV研究生です!

いや〜1週間あっという間ですね!サッカーがある生活はやはり最高です。

さて本日は、J1第2節ヴィッセル神戸戦の試合のプレビューをしていきます!

前回の大分は開幕戦ということだったので、詳しい解説しましたが、本節以降は手短に、分かりやすくご紹介できればと思います!

本日の大きなテーマは「世界レベルの挑戦」です!神戸には、かなりの実力者が揃っており、日本代表クラスから現在世界ランク1位の現役代表選手まで世界クラスの選手が揃っています。その世界レベルの選手がいる中で通用するサッカーができればかなり大きな自信となるので、ぜひ勝ってほしい試合です。

以下本日の目次です。

予想スタメン 

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スタメンは前節を基本的に考えていますが、変更も全然あり得そうですね。

徳島ヴォルティス


前節と同様4-2-3-1かなと思います。ルヴァンを見ても前節と同様または少し入れ替える程度のメンバーで挑みそうですね。ただ、左サイドかインサイドハーフには攻撃力のある渡井選手を入れて、得点を狙いにいきそうな予感はしています。可能性が大きいのは左サイドかなと思います。藤原選手もいいのですが、チームとして縦の意識が少ないので突破力のある選手を一枚入れておきたいところではないでしょうか。宮代選手はコンディション悪くないので、先発かなと思います。

石井選手は前節に脳震盪の疑いで交代したので、安部選手の登場もあるのかもしれません。安部選手はルヴァンでしっかり守れていたので、経験を積んで戦力となってほしいですね。

 

ヴィッセル神戸

フォーメーションは4-2-2-2(4-1-3-2)かなと思います。変更点があるとすれば、攻撃面では古橋選手はMFではなく、CFの位置で出場して裏のスペースを狙いに来たり、またCFに藤本選手ではなくドウグラス選手が入りゴリゴリでくる可能性もありそうですね。個人的には前節のCFより古橋、ドウグラスのの2トップの方が相性悪そうなので、要注意かなと思います。

守備面では、菊池選手の所に大崎選手の可能性もありそうですね!もとヴォルティス選手なので、戦いたいところではありますが…

ヴィッセル神戸のサッカーとは?

神戸のサッカーといえば、やはりパスサッカーではないでしょうか。昨シーズンよりも磨きがかかっているように思えます。イニエスタ選手が離脱していますが、サンペール選手中心にしっかり回してきます。サンペール選手は、アンカー気味でかなりいい位置どりでパスを活性化させます。また、元日本代表の山口選手のボール奪取能力は健在で、前線のミスをしっかりカバーできることによって、チームのバランスをとっているイメージです。

攻撃面ではワンチャンスで決めることができるメンバーがいるのでかなり脅威ですね。気の抜けない試合になるでしょう。

また、守備面がかなり良くなりました。昨シーズンはメンバーはいいが、守備が…ってことが多かったのですが、今年はコンパクでかつプレスが良くなっていて、ガンバ大阪が点を取れないのもわかるなと思います。特に左サイドのディフェンスは元日本代表の酒井選手とベルギー現代表のフェルマーレン選手の鉄壁感はJ屈指ではないでしょうか。

 見所

オフェンス

前節大活躍知した岸本選手の右サイドにはサイドバック酒井高徳、CBフェルマーレンがいるので、どれだけ攻撃的にいけるか楽しみです!個人的には、そんなに簡単に攻めることができないかもしれないので、逆サイドの左サイドで勝負するのもいい手だと考えています。なのでより個で打開できる渡井選手、杉森選手(怪我明けなのでまだ厳しいか?)が必要かなと思います。

 

ディフェンス

まずは流れるようなパスワークへいかに付いていくかと追いすぎてスペースを作らせないようにすることが必要かなと思います。また、前節は左サイドバックの酒井選手がガンガン攻めいてくるので、比較的高い位置を取る岸本選手の裏のスペースには要注意です! 

神戸の前節のフィニッシュはセンター又は右サイドのシュートがほとんどだったということがレポートで上がっているので、右フィニッシュの形を意識したディフェンスが必要になりそうです。

あとはやっぱり古橋選手かなと思います。ワンチャンスで決めることができ、裏のスペースを与えると多分追いつけないと思うので、いかなる時も神戸のスピードスターを野放しにしないようにしたいですね!

 

以上が第2節神戸戦の試合レビューになります!

現地で応援される皆様、本当に羨ましいです!!

自分も大阪から声援を飛ばしているので是非楽しんでください! 

 

それではアディオス!

【試合レビュー】J1第1節徳島ヴォルティスVS大分トリニータ@昭和電工ドーム大分

どうもLV研究生です!

今回は「J1第1節徳島ヴォルティスVS大分トリニータ@昭和電工ドーム大分」の試合レビューになります!

まずは選手の皆様、そしてアウェイ、パブリックビューイング、自宅で応援されていたサポーターの皆様お疲れ様でした!選手はもちろんかなりサポーターも緊張されてたのではないでしょうか?僕もかなり緊張しました(笑)

まず、一言言わさせて下さい。開幕予想を前日たらたらさせて頂きましたが、ほとんど当たりませんでした(笑)すいません。さて気を取り直して、スタメン発表から見ていきましょう!

以下今回の目次です。

スタメン発表

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まず、試合前のスタメン発表からかなりのサプライズがありましたね。予想外だったのは以下の3点です。

西谷選手のメンバー外

左サイドと言えば西谷選手でしたが、まさかのサブにもいなかったですね。フォロワーさんに教えて頂いたのですが、怪我の可能性があるかもしれないとのことです。真相は次節くらいにに分かるのではないでしょうか。

渡井選手のスタメン落ち

渡井選手がまさかのスタメン落ち。ここは意外でしたね。ポジション的には宮代選手、藤原選手の位置が妥当だと当初思いましたが、終盤投入されたプレーを見るとには調子がまだ上がりきっていませんでしたね。

吹ヶ選手、藤原選手の抜擢

かなりのサプライズでした。昨年の公式戦に出ていなかったため、心配してしまいました。ただ、結果的には大きなインパクトとポテンシャルを魅せてくれました。すいません(笑)。

戦い方

戦い方について、昨年の可変式に似ているようですがそこまで複雑ではなく、ポジションの立ち位置(上下、左右移動)で数的優位を作ることができていました。 フォーメーションとしては昨年同様の4-2-3-1です。フォーメーション的には一般的でしたが、オフェンス時の位置取りはよかったのかなと思います。なので、下のセッションで深掘ります。ディフェンス時は本来の陣形で、昨年同様ハイプレスでした。

オフェンス時の陣形について

形としては、2.5-2.5-4-1のような陣形でした。ここでのポイントは2つあり、1つ目が浜下選手がそこまでワイドに張らずに岸本がWGの位置をとるというもの。そうすることで、岸本選手がフリーになるような形で数的優位が取れていました。2つ目は吹ヶ選手の気の利く位置どりです。特にボランチ(黄色矢印)と左サイドの位置(赤色矢印)、CBのボールの回し具合(青色矢印)を見ながら、動けていました。この動きで僕は吹ケ選手を好きになりましたね!下にイメージを載せてみました。

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*薄い色が本来のポジション。矢印の色が移動のパターン。

試合結果の振り返り

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参考引用:Football LAB 

www.football-lab.jp

結果としては1-1で引き分けでした。試合内容でいうと、前半はヴォルティスで、後半は大分の試合でした。そんな中でも個人的には、ポゼッション志向の大分よりも1試合通じてボールを持てたのはポジティブな部分と思います。それでは、前半後半を見ていきましょう。

前半

45分間ほとんどヴォルティスの時間でしたね。攻撃は前述したように、数的優位を作って攻撃ですることができ、相手が後手に回っていました。ボールを取られても、プレスによって相手にボールを蹴らせて、クリアボールを岩尾選手とジョエル選手で拾って、またビルドアップみたいな形です。逆に後半はプレスの判断が曖昧になりチームとして機能出来ずに、繋がれる場面が見受けられました。

内容自体はかなり圧倒していたので、正直2点は欲しかった内容でしたね!

後半

徐々に相手の勢いに飲まれて、前半大活躍の吹ヶ選手の交代が痛かったなと思います。吹ヶ選手は、味方の位置どりを見ながら効果的な位置を取っていて、チームのバランサーとして活躍していました。川上選手に代わった後は、組立がCBメインになってしまい、どこに出せばいいの?ってなっていました。

得点されたシーンはまさに前回自分が投稿した部分でやられました。プレスに行って、ずらされて、川上選手が予測してボランチにチェックをいこうとした瞬間にサイドの奥へロングフィード…これは大分のお家芸なので、警戒すべきポイントでしたね。下に前回の投稿を載せているので見てみてください。

また交代も遅く、交代した選手の役割がはっきりしてなかったのがもったいないなと感じました…

www.vortislabo.com

課題

ビルドアップ

後半は、待たれて守られてましたね。特にボランチがシャットアウトされていたので、降りてくるしかなく、相手からするとあまり怖くないなというイメージですね。ただ、気の利く吹ヶ選手がいれば変わったのかもしれませんが…

今後はどう相手を引きつけるかがポイントかなと思います。それがCBのドリブルなのか、スペースを作るフリーランやポジションチェンジなのか次回には改善されるのではないでしょうか。

FW陣の不発

実は垣田選手シュート0本なんですよね。試合を振り返ると、確かに崩し切れるポイントがなかったです。もう少しCFを生かす攻撃のパターンが必要かなと思います。終了間際の川上選手のような崩しからのセンタリングは良かったですね。

また、個人的には河田選手のシュートの姿勢も気になりましたね。結構フリーの形があったんですけど、重心が後ろになっていて、いつものフォームでないことが気になりました。

MOMとサプライズ

MOM

MOMは岸本選手です!!攻撃、守備両方でかなり貢献していました。特に攻撃ではゴールという形で結果を残したのが何より評価できるポイントだと思います!また守備では、あれだけ高く位置をとりながらも裏をカバーできていたのも評価できます。

サプライズ

サプライズは吹ヶ選手です!!かなり気の利くプレーヤーだなと思います。岸本選手がインタビューで答えていた通り、吹ヶ選手がバランスを取っていたので前半は優位に試合を進めることができました。今後も期待できると確信したパフォーマンスでしたね!あと、途中交代は多分怪我とかではなく、体力切れですね。体力切れといっても、スタミナがないわけでなく、多分緊張も相まっての消耗だったの思うので、次の試合はフルで出て欲しいです!

 

以上がJ1第1節の試合の振り返りです!

7年前に比べるとかなり良い結果にはならましたが、今後はかなり研究されます。なので、ここからが勝負だと思いますので、今後もタフな試合になるでしょう!その分、また進化が見えそうですね!!

また皆さんの感想なども頂ければと思いますので、コメントばしばし下さい!

 

それでは、アディオス!